小規模事業者等が今後複数年にわたり相次いで直面する制度変更等に対応するために取り組む販路開拓等の取組の経費の一部を補助することにより、地域の雇用や産業を支える小規模事業者等の生産性向上と持続的発展を図ることを目的とします。
本補助金事業は、持続的な経営に向けた経営計画に基づく、地道な販路開拓等の取組や、その取組と併せて行う業務効率化(生産性向上)の取組を支援するため、それに要する経費の一部を補助するものです。
【補助上限】
<通常枠> 上限50万円
<特別枠・・・以下5種類>
[賃金引上げ枠] 上限200万円
最低賃金の引き上げが行われた中、それに加えて更なる賃上げを行い、従業員に成長の果実を分配する意欲的な小規模事業者に対し政策支援をするため、補助事業実施期間に事業場内最低賃金を地域別最低賃金より+30円以上とした事業者に対して、補助上限枠を200万円へ引き上げ。
[卒業枠] 上限200万円
常時使用する従業員を雇用することで、小規模事業者の定義から卒業し、更なる事業規模拡大に意欲的な小規模事業者に対し政策支援をするため、補助事業実施期間中に常時使用する従事員を増やし、小規模事業者として定義する従業員の枠を超え事業規模を拡大する事業者に対して、補助上限枠を200万円へ引き上げ。
[後継者支援枠] 上限200万円
将来的に事業承継を行う予定があり、新たな取組を行う後継者候補として、「アトツギ甲子園」のファイナリストになった事業者を対象に、補助上限枠を200万円へ引き上げ。
[創業枠] 上限200 万円
創業した事業者を重点的に政策支援するため、産業競争力強化法に基づく「認定市区町村」または「認定市区町村」と連携した「認定連携創業支援等事業者」が実施した「特定創業支援等事業」による支援を公募締切時から起算して過去3か年の間に受け、かつ、過去3か年の間に開業した事業者に開業した事業者に対して、補助上限枠を200万円へ引き上げ。
[インボイス枠] 上限100万円
免税事業者がインボイス対応の事業環境整備を行うことに対し政策支援をするため。2021年9月30日から2023年9月30日の属する課税期間で一度でも免税事業者であった又は免税事業者であることが見込まれる事業者のうち、インボイス(適格請求書)発行事業者に登録した事業者に対して、補助上限枠を100万円へ引き上げ。
【補 助 率】:2/3(賃金引上げ枠のうち赤字事業者については3/4)
【対象経費】:①機械装置等費、②広報費、③ウェブサイト関連費、④展示会等出展費(オンラインによる展示会・商談会等を含む)、⑤旅費、⑥開発費、⑦資料購入費、⑧雑役務費、⑨借料、⑩設備処分費、⑪委託・外注費
【申請受付締切】:2022年9月20日(火) 事業支援計画書(様式4)発行の受付締切:原則2022年9月12日(月)
【申請方法】:郵送 または jGrantsによる電子申請
※電子申請に必要なGビズIDプライムアカウントの発行には、一定の期間がかかりますので、電子申請をお考えの方は、先にアカウントを発行することをお勧めします。
【特記事項】
※当補助金の申請にあたり、補助事業を実施する場所の「商工会・商工会議所が発行する事業支援計画書(様式4)」の提出が必要となります。様式4発行にあたりお時間をいただく場合もありますのでご相談はお早目にお願いします。
※なお、沼津市内には、当会議所(沼津商工会議所 電話055-921-1000)と 沼津市商工会(原中学校区 電話055-966-1331・戸田中学校区 電話0558-94-2224)がありますので、補助事業を行う地域に、様式4の発行依頼をお願いします。
※本補助金は、審査があり、不採択になる場合があります。また、補助事業遂行の際には自己負担が必要となり、補助金は後払いです。
※補助金は経理上、補助金の額の確定を受けた事業年度における収益として計上するものであり、法人税・所得税の課税対象となります。